2008年11月12日(水曜日)
社会では、次のような計算がまかり通っている……、かもしれない。
1)締切まで 48 時間しかない。仕上げなければならないのは、原稿用紙 100 枚。自分は 1 枚書くのに平均 30 分かかる。さて、このような状況下において、睡眠時間は最高何時間取ることができるだろう? (答:48 時間) 2)締切までに仕上げなければならない漫画の原稿は、あと 8 枚である。2人のアシスタントを使うと、24 時間かかる。だが、それでは締切を 6 時間もオーバしてしまう計算になることがわかった。では、どうすれば良いだろう? (答:気合いを入れる) 3)10 個入りのシュウマイを駅で購入し、電車に乗ってから蓋を開けたところ、どう数えても 9 個しかない。蓋の裏にひっついているわけでもない。ちょうど仲間 3 人で分けるつもりだったので、事実上問題はないとはいうものの、それでも幻の 1 つに対して恨みが募る。さて、どうすれば良いだろう。 (答:3 つ食べるしかない) 4)大金を稼いで、利子だけで生活がしたい、という願いを持っていたAさんは、一所懸命働いて、1 億円を貯めた。Aさんの 1 年の生活費は 700 万円である。さて、どんな状況であれば、Aさんは利子で生活ができるだろう。 (答:金貸しになる) 5)タカシ君とお母さんの年齢差は 26 歳です。あと 20 年経つと、タカシ君の年齢は、ちょうどお母さんの年齢の半分になります。ちなみに、お父さんは 8 年まえに死にました。それがどうしたというのでしょう? (答:お母さんが怪しい) 6)トオル君よりもお兄さんは 10 分早く家を出て駅へ向かいました。お兄さんの歩く速度は、トオル君の 1.5 倍です。遅刻に気づいたトオル君は、いつもの 3 倍の速度で走りましたが、ぎりぎりお兄さんに追いつくことができず、電車のドアが閉まったところでした。次の電車は 20 分後です。お兄さんは車内からガラスに顔をひっつけて、おどけてみせました。「どうして起こしてくれなかったんだよ!」とトオル君は悔しくて叫びました。さて、いつもなら、トオル君は駅まで何分かかって歩いているのでしょう。また、トオル君はこのあとどうなったのでしょうか? (答:30 分。したがって、次の電車が、いつも乗っているものである)