2007年12月25日(火曜日)


僕は、もともと言いたいことを言う、書きたいことを書く人間だが、これでも、公表されるときにはもの凄く控えめにしている。仕事の身内や、さらに家族に対しては、もっと歯に衣を着せず言う。親しい方が手厳しいことは確かだ。ずばり言う方が、ものごとが正確に伝わるし、ひいては相手のためになると考えているからだ。 本やネットでわりと辛辣なことを書いているのだが、スバル氏に言わせると「身近にそういう人がずっといることを想像してもらいたい」「みんな、私の身になってほしい」とのことだ。「スバル氏がそう語っていた、とブログに書いておいて」と依頼されたので、今書いている。まあ、そう言われると返す言葉もない。 不満を内に持たない人間なので、ちょっとでも不満があれば、それが小さいうちに伝えることにしている。それが誠意だと思っているのだ。伝えてしまえば、まったく忘れてしまう。根に持つことはない。どうしても不満が消えない相手の場合は、つき合うのをやめて遠ざかる方法を考える。だから、僕の周囲には、もう僕にとってストレスになる人間はいない。素晴らしい。相手から、不満を言われた場合は、もちろん自分にできることは改善をする。これも誠意だと思っている。自分にその改善ができない場合は、やはり遠ざかるしかない。

僕は、愚痴というものをたぶん言ったことがない(思いつかないから言えないだけだが)。人の陰口も言わない。個人的に人を恨んだこともないし、個人攻撃をしたこともない。怒鳴ったり叱ったりするようなこともまずない。そこまで怒るまえに対処しているからだろう。ようするに、怒らないようにすることが、自分のために一番すべきことだ、と思う。

via: MORI LOG ACADEMY: 自分を怒らせない