2007年11月26日(月曜日)
人間の子供もそうであるが、上記のように「人によって違うのだ」と教えることは重要だと思う。矛盾しているのが世の中なのである。この人にはこう接すれば良いが、別の人には違った接し方が必要だ、ということを犬だって覚える。まして人間の子ならば、パパとママ、おじいちゃんおばあちゃん、幼稚園の先生の躾の方針や良い悪いの判断がてんでばらばらであっても、まったく問題ではないと僕は思う。
相手が誰であれ同じような態度を取り、同じような口のきき方しかできないようでは、その人間に能力が低いと思われてもしかたがない。相手によって態度を変え、口のきき方も変える、というのが社会のマナーであり、それがより高等な人間(あるいは動物)の証である。 こうしてみると、小説やアニメのキャラなどで、非常に傍若無人な人間がいることに気づかれるだろう。若いくせに妙にニヒルに構えて、偉そうな口をきく奴が登場するが、はっきりいって、あれは単純な頭脳の(別の言い方をすれば思考力が低い)人間だということを示しているだけだ。