2007年06月13日(水曜日)


この頃、ネットを巡回していて気づいたことを思いつくまま箇条書きで書く。 1)ブログが増えたおかげで、みんな書くことに一所懸命だ。他人のページを読む人間が激減しているだろう。 2)検索エンジンの効率は、無駄なサイトの出現でますます低くなっている。薄まったという印象。 3)いい加減な情報が増えた。間違った情報がどんどん増殖する培養液のようだ。 4)誰も元の情報を確かめない。自分の周囲のページに書かれていれば信じる人が多い。 5)ブログの中で一番つまらないのは、バトンと呼ばれるもので、誰が読むのか、と思う。カラオケのようだ。 6)掲示板などは明らかに衰退している。これは逆に、本来の掲示板として、ちょうど良い情報量になったと思う。 7)チャットなんてものも、ほとんど消えているのではないだろうか。 8)「html」が何かを知らない人がインターネット利用者の 90%以上だろう、と感じる。 9)掲示板への書込みを、「メール」であると認識している人が多い。フリーメールの影響か。 10)ブラウザのバージョンを制限しているページは減ったが、相変わらず正しく見えないページは多い。 11)インターネットが友達とのおしゃべりのためだけに利用されているとしたら、ケータイとどこが違うのか。もしかして同じ? 12)単に他のサイトの引用をするだけのサイトが増加している。これが検索エンジンの精度を落とす原因。 13)遅いサーバや表示に時間がかかるページはなくなったものの、混み合っているサーバはまだある。 14)検索して調べろよ、と言いたくなることが多いが、初心者が調べても、これでは情報が多すぎてわからない。 15)そうはいっても、平均すれば便利になったし、生活に欠かせないものにはなった。大きな文句はない。

via: MORI LOG ACADEMY: 近頃のインターネット