2007年06月09日(土曜日)
「体育」だが、雨降りなので「保健」になった、と思ってほしい。そんな懐かしいディテールは無用か……。 朝ご飯を抜くことは健康に良くない、あるいは、活発な生活のためにもマイナスだ、と聞く。なかには、頭が働かないとか、頭が悪くなるとか、かなり極端な意見も耳にする。 しかし、僕の周囲では、朝ご飯を食べる人はかなり少数派である。ほとんどの人が、朝ご飯を食べない。しかし、誰も仕事ができないとか、頭が回らない人はいない。朝ご飯を食べなくても有能な人ばかりだ。 僕自身、朝ご飯を食べるのをやめてから 30 年近くになるが、それ以前と比べて、圧倒的に健康になった。食べない方が調子が断然良い。ときどき食べてみると、すぐに駄目になる。 そもそも3食きちんと食べなければならない、という理由がどうも納得がいかない。僕は現在1日に1食だが、これは、すべてを試してみて、最も自分に合っているとわかったからである。それぞれ、数年間も試した。 もちろん、自分が良いと信じる生活をすれば、それで良い。「朝ご飯を食べるな」という話をしているのではない。どうか他人に対して、「朝ご飯は食べるべきだ」なんて押しつけがましいことを言わないでもらいたいだけである。食べても食べなくても、どちらでも良いではないか。 ただし、過酷な肉体労働をする人の場合はエネルギィが必要だろうし、また、成長期の子供も3食きちんと摂るべきだと思う。動物でもそうだが、子供のときはたいてい大人の3倍くらい食べる。だから、人間も大人になったら、子供のときの3分の1程度に減らすのが自然だろう、というのが僕の意見。 大勢が食事の回数を減らすと、それは経済的なダウンに繋がるはずだ。農業、工業、サービス業、あらゆる産業が不況になる。きちんとした食事をしよう、というキャンペーンは、こんなところから発しているのではないか、と思えるほどだ。しかし、食事を減らすことは、自然環境には明らかに良い。大食いは地球環境を破壊している、といっても過言ではない。 自信を持っていえるのは、食欲がないときに無理に食べるな、ということ。食欲がなくなったときに飲む薬があるが、あれが信じられない。食べたくないときに、薬を飲んでまで、無理に食べるなよ、と思うのだが……、まあ、これも個人の勝手か。