2007年04月02日(月曜日)


樹の枝に花がいっぱい咲いているときに使える、花の数を数える方法。 1本の小枝の先に花がいくつあるか数える。1本の小枝というのは、つまり、先から枝分かれしているところまでの部分である。ここに花が 5 つあったとする。枝分かれは一箇所で 2 本分かれか、3 本分かれか、樹によるのでよく観察してみよう。その枝を幹まで辿っていく間に、枝分かれの箇所が何カ所あるかを数える。 枝分かれの箇所で2つに分かれる樹が、幹から枝先までで 10 回枝分かれしていれば、枝の先の数は 2 の 10 乗で 1024 本になり、花の数は約 5000 個だと概算できる。1本の幹から、枝という子孫が増える。 逆に、1 代まえの両親、2 代まえの祖父母、と数えていくと、10 代まえには 1024 人の祖先がいた、と計算できる。 25 年で子供が生まれると考えると、100 年で 4 代になる。10 代というのは、250 年まえだ。江戸時代には、約 1000 人の祖先がいることになる。500 年になると、祖先の数は 100 万人になり、750 年で、10 億人になる。室町時代くらいまで遡ると、日本人のほとんどが自分の祖先だと考えても良いだろう(実際には、重複する人物がかなり出るはずなので、その分は減る)。

via: MORI LOG ACADEMY: 花の数、祖先の数