2006年12月12日(火曜日)


18 世紀のヨーロッパに、その時代最高の天才数学者と呼ばれた、レオンハルト・オイラーという人がいました。位相幾何学の祖とも呼ばれた彼の業績は、ぼくなどが目にしても何が何やらよく分からないのですが、身近なところでは、ぼくたちが日常的に目にしている円周率の「π」や、虚数単位の「i」は彼によるものだそうです。そしてパズルの世界では、一筆書きの問題で、且つトポロジーの先駆けとなった「ケーニヒスベルクの橋の問題」で有名です。 そのオイラーが作成した「オイラーの魔方陣」というものがあります。ぜひみなさんにご紹介したく、以下に書いておきます。

1 48 31 50 33 16 63 18 30 51 46 3 62 19 14 35 47 2 49 32 15 34 17 64 52 29 4 45 20 61 36 13 5 44 25 56 9 40 21 60 28 53 8 41 24 57 12 37 43 6 55 26 39 10 59 22 54 27 42 7 58 23 38 11

この魔方陣は、1 から 64 までの数字を 1 回ずつ使用してできています。そして縦と横の合計が、それぞれ 260 になっています。しかしそれだけではなく、列の真ん中で足し算を中断すると、合計が縦横共に 130 になります。これだけでも驚きなのですが、実はこの魔方陣には、もっと驚愕の法則が隠されています。さて、それは何でしょうか。じっくりと味わいながら睨んでみて下さい。 その答えは、明日に。

via: MORI LOG ACADEMY: オイラーの魔方陣の話