2006年10月29日(日曜日)
1辺の長さが a の正方形 ABCD がある。点 A を中心とする半径 a の円の弧で B と D を結ぶ(1/4 の円)。また、その対角になる点 C を中心として、やはり半径が a の円弧を D から B まで描く。すると、正方形の中に、2つの弧で囲まれた、紡錘形の形ができる。この部分の面積を求めなさい。 これは、小学生に出題されるレベルの問題である。1/4 の扇形が2つあるので、つまり合計の面積は 1/2・πa2 だ。それが、正方形の中に重なって入っているのだから、1/2・πa2−a2 =(π/2−1)a2 が求める面積となる。およそ正方形の 57%だ。 では、さらに、点 B や点 D を中心とする 1/4 の円弧を、同じように正方形の中に描く。すると、まんなかに、4つの弧で囲まれた膨らんだ四角形のような部分ができる。ここの面積はいくつか? (ルートを用いるため、小学生には解けないレベル。答は自分の胸に秘めよう)