2006年08月02日(水曜日)


ゼロ・ストレスライフに最も必要なものは何か、それは2つある。まず、資金だ。お金である。これは正直に書いている。お金がある程度あれば、ストレスの大半は回避できる。逆に、お金を得るためには、ストレスが増える。お金とストレスは常に表裏一体なのだ。 もう1つ必要なものは、穏やかな自分である。これは、お金さえあれば穏やかになれる、というものではないし、穏やかな自分があれば、お金が舞い込むということもない。両者は独立したファクタである。この、穏やかな自分というアイテムがあると、表裏一体のお金とストレスを濾過して分離することができる、という仕組みである。

via: MORI LOG ACADEMY: 準備ということ


「太郎君はリンゴを3つ、次郎君はリンゴを2つ持っていた。2人のリンゴは合わせていくつ?」という算数の問題は小学1年生でも簡単すぎるかもしれない。では、「太郎君はリンゴの絵を3枚描いて、次郎君はリンゴの粘土細工を2つ作った、2人の作品は合わせて何点?」になると、ほんの少し戸惑うかもしれない。では、「太郎君は東京タワーを3回見たし、次郎君は東京タワーへ2回登った。2人の東京タワー経験は合わせていくつ?」だと、かなり難しくなる。 「太郎君の義理のお姉さんが飼育に成功したヤンバルクイナにリンゴを3つ与えたところ、次郎君の遠い血縁に当たる工学博士の車崎檀吉氏がその噂を聞きつけ、遺伝子改造に成功したばかりの瑞々しいリンゴ2種を土産として持参した。さて、リンゴはいくつになった?」となると、小学1年生は答えられないかもしれない。 「太郎君はビンセント・ヴァン・ゴッホの原画を3枚、次郎君はマックスフィールド・パリッシュの原画を2枚持っている。2人の印象派の絵は合わせて何枚?」とか、「太郎君は月と土星を持っている、次郎君は海王星を持っていると主張している、2人の惑星は合わせていくつか?」とかも、難しいかもしれない。 「私の父はダ・ヴィンチのモナリザを持っています。父が亡くなったとき、1/2 を母が、1/4 ずつを兄と私が引き継ぐことになりますが、その場合、モナリザの顔の部分を切らないように、上手に分割する方法を答えよ」という問題はいかがだろうか。 こういったシュールさと、「時速 4km/h で歩く兄が家を出てから 9 分後に、忘れものを届けるため僕は時速 5km/h で追いかけた。何分後に兄に渡せるか?」という問題のシュールさは、さほど変わらない(答:ケータイに電話すれば約 4 分後)。

via: MORI LOG ACADEMY: シュールな算数