2006年07月14日(金曜日)


いろはにほへと ちりぬるをわか よたれそつねな らむうゐのおく やまけふこえて あさきゆめみし ゑひもせす

のように7文字ずつ並べて、最後の文字を読むと、「とかなくてしす(咎なくて死す)」つまり「無実の罪で死んだ」という意味が現れる。この暗号が隠されている、という説があるが、もっと昔から知られていて、単にそれをかけたタイトルだったかもしれない。 いずれにしても、ひらがなをすべて1回ずつ使った歌を作ることは、想像を絶する思考力と時間が必要だろう。ほかにも、いろいろあったようだが、これが残ったのは、やはり歌に込められた無常観が際立っているためだろう。

via: MORI LOG ACADEMY: いろはにほへと