2006年07月10日(月曜日)
これらの工作手法について、僕はまず本を読む。人から直接教えてもらった、ということはひとつもなく、またそういう機会もこれまでになかった。書籍の情報が頼りなのだ。僕はすべて本から学んだ。この種のハウツー本は、良書が長く親しまれていて、同じ本で入門した人も多い。通常、4000 円くらいもして高価だけれど、一生手もとに置くことになるだろう。子供のときには、図書館でそんな本ばかり探していた。何十年も読まれる、こういった本こそ、図書館は揃えるべきだろう。 書店で見かけるのは、「サルでもできる〜」とか「バカでもわかる〜」などのハウツーものである。ようするに、サルやバカでもやらなければならないジャンルなのだろう。所詮、エクセルやワードはそんなものである。少なくとも、「サルでもできる鉄道模型」や「バカでもわかる旋盤工作」という本はありえない。やらされることがない。サルとバカはやらなくても良いジャンルだからだ。嫌々やらされているジャンルだけが、サルやバカをタイトルに冠するのではないか。