2006年04月09日(日曜日)


もう2年ほどデジカメを買っていない。同じものをずっと使っている。ウェブ用や、記録のために一番多く使うのは SONY の Cyber-shot の DSC-T1 で、手振れになりやすく、けっして最良とはいえないものの、薄いし、コンピュータとの接続が簡単。レンズが裏から見ると左上の端にあるため、人に貸して撮ってもらうと、半分の写真は左の指が写ってしまう、という大きな欠点がある。この位置にレンズを持ってくるのは、手振れ防止のためだろうか。このタイプの薄いデジカメにはズームさえ不要だと思う。撮りたいときにすぐ撮るわけで、レンズを延ばしている時間はない。 雑誌に掲載されるものや、作品として撮るような写真には、同じ Cyber-shot の DSC-F707 か DSC-F828 を使っている。これらはズームがある。やはり DSC-T1 よりは格段に良い写真が撮れる。しかし、重いからあまり持ち歩けない。今のところ不満はまったくない(だから買い換えない)。 長女M氏が専門なので、一眼デジカメを使っているようだが、僕はカメラのファインダをまったく覗かないし、撮る映像と同一のものが見られないカメラは使えない。また、レンズを交換できるといった拡張性にもまったく興味がない。パソコンでも、拡張性には興味がないから、もう 10 年ほどノートしか使っていない。 そもそも、デジカメになった時点で、カメラの技術的なノウハウの大半は不要になったと理解している。今シャッタを押せば、どう写るのかがモニタで確かめられるからだ。今後、カメラマンと呼ばれる職業は、何をどう見るか、という技能が勝負になり、技術的には、むしろデジタル画像の加工、あるいはそのストックに重点が置かれるようになるだろう。

via: MORI LOG ACADEMY: デジカメ

ちなみに、工学的に見た場合、木材としても力学的、耐久性的に優れているのは、集成材(いわゆるベニヤなど)などの人工的な木材であり、接合にも、釘や木ネジではなく、接着剤を用いる方法が今後多くなるはずである。

via: MORI LOG ACADEMY: 釘(くぎ)