2006年04月01日(土曜日)
最初は、メカニズムが面白かった。扇風機なんか、スイッチが面白い。1を押すとONになって回るが、2のボタンを押すと、1は戻って、2がロックする、というような機構である。それから、だんだんブラックボックスともいえる電子回路へ興味が移った。しかし、ICが登場すると、もうわけがわからなくなる。部品や配線が見えないからだ。今の子供たちの周囲には、いくら壊して中を覗いても仕組みがわからないものしかない。 こういう世界で育つと、「ものには必ず道理がある」という考えに至る以前に、もっと感覚的、あるいは宗教的な価値観がその子供の思考を支配するだろう。ようするに、神懸かり的になりやすい。つまり、雷や日食を怖れ、霊魂や超能力を信じた古代人に近い。大人になって社会へ出たとき、その複雑さや汚さから逃避して、幼児に戻ろうとする心理とも類似している。念のために書いておくが、もちろん、これが悪いとはいうつもりはない。 4月になると、真新しいスーツを着た若者が駅へ急ぐ姿を見かける。「ああ、可哀相に、社会人か、これから汚れていくのだな」とつい思ってしまうのは、いかなる感傷か。
11, 21, 31, 41, 51, 61, 71, 81, 91 の中で、21, 51, 81 は 3 で割れる。ほかは全部素数か、というと、91 が 7 で割れる。だから、素数は 5 つだ。 13, 23, 33, 43 ,53, 63, 73, 83, 93 の中で、33, 63, 93 は 3 で割れる。ほかは全部素数か、というと、そのとおり。だから、素数は6つ。 17, 27, 37, 47, 57, 67, 77, 87, 97 の中で、27, 57, 87 は 3 で割れる。ほかは全部素数か、というと、77 が 7 で割れる。残念。素数は5つだ。 19, 29, 39, 49, 59, 69, 79, 89, 99 の中で、39, 69, 99 は 3 で割れる。ほかは全部素数か、というと、49 が 7 で割れる。またも残念。だから、素数は 5 つだ。 2桁の素数は、下桁が3のものが最も多い。また1つトリビアが生まれた。こういうことを、布団に入ってから考えてしまうと、毎晩1つトリビアが生まれる。