2006年03月04日(土曜日)
失敗をしたときに最も重要なことは、慌てないことだ。失敗した本人が一番慌てて、すぐになんとか手を打とう、と浮き足立っている。まずはコーヒーでも飲んで頭を冷やすことが一番最初にやるべきことである。その日はもう作業をやめて、放り出しておくのも良い。一人だとこの対処が難しいが、組織においては、上司がこの「まあ、頭を冷やせ」と言う役目であろう。 叱られ、怒鳴られるような失敗は、それほど大きくない。取り返しのつかない失敗をしたときは、怒るどころではない。全員が真っ青だ。そんなとき「まあ、落ち着け」と言える有能な上司だったら、取り返しはつくだろう。