2006年01月15日(日曜日)


自分の周囲をここ数年観察して、自分で判断していることなので、ほかの人にアドバイスしようとか、そんな気持ちは毛頭ない。僕は自分の観察を基に自分の行動を決める。それだけのことである。

住宅地にするため、土地を造成し、たちまち建て売り住宅を造っているけれど、土地が締め固まるのには十年以上かかるといわれている。切り開いた土地はまだ良いが、盛り土した土地は良くない。住宅って、地面の上にのっているだけなのだから。

via: MORI LOG ACADEMY: 宅配と郵便局


これは、間違いである。絵を描く行為は、写実が主目的ではない。絵を描く目的は、大きく分けて2つある。まず、第1に、何を描くか、を選ぶこと。写生ならば、身の回りのものを眺め、美しいものを探す行為に価値がある。したがって、「はやく描くものを決めなさい」などと言ってはいけない。何を描くか決めることが最も大事なプロセスだからだ。 第2に、どう描くのか、を考え、示すこと。描く対象を決めたとき、それをどう描こうか、と考え、それを具現化する。どこが綺麗なのか、どう感じるのか、何故これを選んだのか、私ならこんなふうにしたい、といった自分の気持ちを絵に込めることが、絵を描く目的である。 目の前にあるものをそのままを写すことには、「こんなことができるのだぞ」といった主張であって、マッチ棒でお城を造るような忍耐力と精神力を誇示する効果はある。けれども、それは「修行」ではあっても、芸術の本筋ではない。

via: MORI LOG ACADEMY: よく見て描け?