2006年01月05日(木曜日)
もとの紙の縦が X、横が 1 だったとして、これを半分にすると、縦が1、横が X/2 の紙ができる。この比率が等しいわけだから、X:1 = 1:X/2 が成り立つので、これより、X はルート 2 であることが求められる。つまり、紙の縦横比は、1.41:1 である。 これは、正方形の対角線と辺の比率に等しい。だから、手近にある紙の短辺を長辺に重なるように斜めに折ってみると、そこに現れる折れ目は、長辺の長さと等しくなる。 ちなみに、480:640 のように、デジカメの写真は 3:4 のものが多く、これは。1:1.33 なので、普通の紙よりは長辺が短い。また、パソコンの画面は、1:1.5 のように横に長いものもある。一般的な漫画の枠サイズは 27×18cm だから、3:2、つまり 1.5:1 で同じ。 だいたい、世の中の長方形は、この 3:4 と 2:3 の間にあるようだ。